飾り物展 ♪
明日(15日)の午後4時まで開催しております飾り物展を紹介します
場所は、高山市民文化会館3階の講堂にて行われています
◆飾り物の由来◆
飾り物は、もともとお祭りや御祝いの時に奉納されていたもので、一番古い記録は、
天明7年(1787年)に、当時の高山郡代大原正純が陣屋稲荷の初午祭の時に、
飾り物を奉納したというものです。この風習を引き継いで、今も続けられているのは、
高山市のみです。
今年のテーマは、干支の『辰』と歌会始のお題『岸』です
こちらは、高山飾物同好会の特別出展『鮎釣(漁)解禁』(春慶塗食器)です↓
こちらも同じく高山飾物同好会の特別出展『辰(竜)の爪』(華籠・火焔・玉)です↓
こちらは『登竜門』(大幅帳・大筆・小筆)です↓
こちらも『登竜門』(鉋・墨壺)です↓
こちらは『龍』(春慶銘々皿・箸入れ・トレイ)です↓
こちらは『離岸、接岸』(機織の杼・管・管棒・織布)です↓
それぞれ題名を見るとなるほど~っと感心させられます
◆飾り物の種類◆
1.『作り物』対象を直接的に表現するもので、いかに本物そっくりかが問われます。
2.『判じ物』駄洒落や謎かけで対象を暗示的に表現するもので、いかに気がきいているかが問われます。
3.『見立て物』対象をイメージとして表現するもので、表現がいかに洗練されているか、
アイデアがいかに優れているかが問われます。
◆飾り物のポイント◆
道具に加工や細工を加えず、通常使われている状況そのままで組み合わせること、塗り物一色や茶道具一式
など、使用する道具はなるべく同系統の日用品を使うのが良いとされています。
是非一度ご覧ください