祖父とおじとの会話 ♪
私の祖父は、大正13年生まれの85歳、毎週ゴルフに行くほど元気です
おじは、亡き祖母の妹の旦那さまで82歳、車を運転するほどこちらもお元気です
昨日、久しぶりに話をする機会があり、約2時間以上いろんな昔話を聴きました
話は、昔の高山の話から戦争の話まで多岐にわたりましたが、やはり戦争の話が印象的でした
祖父は、飛行機の機関銃工場で働き、おじは予科練に行き、終戦が伸びていたら戦場に行っていたそうです。
終戦を迎え、帰郷したおじは、少しの間荒れたそうです。(気持ちの持っていき方に苦しんだそうです。)
二人して話すのは、戦争に行くことが正義だということしか、当時の教育は教えていないので、
他に考えることができなかったし、世の風潮が全てそうなので従うしかなかったというものでした。
今の私たちからは考えられないのですが、当時の情報は、全て国からのトップダウンで、今のように
いろんな情報を入手することができませんでした。情報を一部の人間が握るということは恐ろしいことです。
戦後64年目を迎え、戦争を実体験している方もほとんどいっらしゃらなくなっています。
私の父は終戦後に産まれましたので、もちろん戦争を知りません。
まだ、祖父もおじも元気なので、今のうちにもっといろんな話を聴いておきたいと思います。
戦争は勝ったほうも負けたほうも遺恨を残しますし、絶対にあってはならないことですが、
だからこそ、その経験をもっとよく知って、私たちの子どもにも伝えていきたいと思いました。
私は、平和産業と言われる観光業に身を置いております。
戦争がなく平和な世の中だからこそ、観光業も成り立ちますし、多くのお客様にお越しいただけます。
100年に一度の不況と言われ、確かに大変な時代ですが、明日全く食べるものがないということは今のところありません。
少しでも多くのお客様と幸せを共有していきたい思います