舎主の独り言 【トイレの神様】 ♪

 とても久しぶりの舎主の独り言です。
 最近、娘が『トイレ~には、それは~それはきれいな、女神さまがいるんやでぇ』としきりに歌うので、
何の歌?と聞くと『テレビで聞いたトイレの神様の歌』と教えてくれました。
さっそくCDを買って、游に行く道中娘と聴きました。
 トイレの神様というので、どんな内容かと思ったら、おばあちゃんとのとても素敵な想い出の曲でした。
何回も聴いているうちに、私も亡くなったひいおばあちゃんを想い出しました。
おばあちゃんも可愛がってくれましたが、私の家の隣に住んでいたのは、ひいおばあちゃんでした。
明治生まれのひいおばあちゃんは、私にいろんなことを教えてくれました。
歌詞の中に【五目並べをした】とありましたが、私は、花札でした。
幼稚園から帰るとすぐにひいおばあちゃんのところに行き、花札をして、
団子や餅を食べて一緒にお風呂に入って、背中を掻いてもらいながら眠りにつくのが幼少の頃の想い出です。
歌を聴きながらその頃の想い出が急に蘇ってきました。
 歌詞の中に、【おばあちゃんとぶつかって、可愛がってもらって成長させてくれたのに
何も恩返しができなかった。入院して私がおばちゃんに会いに行った次の日に、
まるで私が会いに来るのを待っていたように静かに眠りについた】という歌詞がありました。
私も全く同じ経験が合って、たぶん小学校の一年生くらいだったと思いますが、
おばあちゃんが老人会の旅行で行った温泉地でプラモデルを買ってきてくれたのですが、
あまりかっこいいプラモデルではなかったので、『なんで、こんなの買ってくるの?いらない』
と言って投げ捨ててしまいました。プラモデルをひろって、
『ごめんなぁ』と言ったおばあちゃんの顔がずっと忘れられなくて、でも謝ることもできませんでした。
そして、月日が流れて、私が19歳の時にひいおばあちゃんが入院をしました。
帰省した時に病室を訪れた私は、細くなった手を握り、
『ばあちゃん覚えてないかもしれないけど、あの時はごめんね』と十数年ぶりにやっと謝ることができました。
おばあちゃんは、天使のような笑顔で笑ってくれました。それから数日後、静かに眠りにつきました。
この曲を聴きながら、娘にこの話をしました。
話をしながら歌詞の内容と本当に似ていたので、思わず泣きそうになってしまいました。
 どうしても子供の頃は、眠たい時とか機嫌が悪い時にあたったり、ひどいことを言ってしまったりします。
でも、必ずその後に『さっきはごめんなさい』と謝るようにさせています。きっと、後で後悔するから。
 
 今、我が家は、私の両親と私の祖父と暮らしています。
子供たちにとっては、ひいおじいちゃんということになります。
私にとってのひいおばあちゃんがひいおじいちゃんに変わって、
ひいおばあちゃんのいたいつもの炬燵に今祖父がいます。
 おばあちゃん、おじいちゃんと一緒に暮らすことで子供達が感じることや学ぶことは、
本当に多いと思います。大人になっても忘れないでほしいと思います。
 トイレの神様の曲を聴いて大切なことを想い出した気がします。とても素晴らしい曲です。
この曲を歌っている植村花菜さんは紅白にも出場されるみたいです。楽しみですね!!
 
 トイレと言えば、前にも紹介しましたがちょっとこだわりがあります。
そのこだわりとは、トイレットペーパの折り方です。こんな感じです。
 
ちょっと変わっているでしょう!!